アートフォーラム&企画展 境界を越えてみたら(10/13~15) ">
ギャラリー

Crossing Boundaries in Art アートフォーラム&企画展 境界を越えてみたら(10/13~15)

アートフォーラム-&-企画展-Crossing-Boundaries-in-Art- 境界を越えてみたら(1013~15)
*Jeff Chiba Stearns, *”What Are You Anyways?”*

北米を拠点とする日系人アーティストと関西を拠点に活動する日本のアーティストをお招きして
「越境」をテーマとする催しを開催します。


【アートフォーラム/Art Forum】
[開催日]10月13日(土)
[時間] 13:00–18:15
[場所] kara-Sスタジオスペース
[入場] 無料
※こちらのイベントは終了いたしました。

【企画展/Art Exhibition】
[開催日] 10月13日(土)〜15日(月)
[時間] 11:00–20:00(※初日は13時から、最終日は18時まで)
[場所] kara-Sギャラリースペース
[入場] 無料
※こちらの展示は終了いたしました。


<趣旨>
アートフォーラムでは、アーティストたちが自らの経験や身の周り、そしてそこに
埋もれかけている記憶を題材に越境的なテーマを脱領域的に表現する試みについて紹介します。
隣接のギャラリーで4名のアーティストたちが参加する企画展も同時開催します。
ここでの「越境」は、国境のみならず、「人種」、エスニシティ、ジェンダー、階層、
ディシプリン、ジャンル、スタイル、空間、時間、感覚、タブーなど自明視されている
さまざまな境界を越えることを指します。

【アートフォーラム/スピーカー&発表タイトル】

岡本光博/OKAMOTO Mitsuhiro
「『社会を映し出す鏡』としての表現――アメリカと台湾での「日本イメージ」を中心に」
(“Art as a Mirror of Society: Reflecting ‘Images of Japan’ in the U.S. and Taiwan”)

Jeff Chiba STEARNS/ジェフ・千葉・スターンス
“Visualizing the Invisible: Hapanimation on Multiethnic Japanese-Canadian Experience”
(見えないものを映像化する――マルチエスニックな日系カナダ人=ハパの経験を描く「ハパニメーション」)

Shizu SALDAMANDO/シズ・サルダマンド
“Undermining the Binary: Non-Essentialist Dialogue on a Minority Experience through Portraiture” (二項対立を崩す――肖像画法によるマイノリティ経験に関する非本質主義的な対話)

高田智美/Tomomi TAKATA
「語られぬものの記憶――近代遊郭の痕跡を探して」

(Memories of the Untold: In Search of the Traces of Yukaku in Modern Japan)

司会・進行:菅野優香(北海道大学) 使用言語:日本語・英語(逐次通訳付)
Should you need a translation from Japanese to English, please contact us in advance at
jinshu@zinbun.kyoto-u.ac.jp


【作家プロフィール】

■岡本光博/OKAMOTO Mitsuhiro
美術家。KUNST ARZT 主宰。京都出身。滋賀大学大学院修了後、Art Student League of New Yorkや現代美術センターCCA北九州にて研究を継続。CAS「バッタもんリターンズ」(大阪/2010)ほか個展多数、神戸ファッション美術館「ファッション奇譚」(2010)、ブラックバーン美術館 Strange World(イギリス/2009)、ZKM現代美術館 Thermocline of Art(ドイツ/2007) 、青森県立美術館「縄文と現代」(2006)、滋賀県立近代美術館「コピーの時代」(2004)展などへ出品。展覧会企画、ワークショップ、執筆活動、教育活動も精力的に行う。
http://okamotomitsuhiro.com/
http://kunstarzt.com/

■Jeff Chiba STEARNS/ジェフ・千葉・スターンス
アニメーションとドキュメンタリーの映像作家・監督。日系とヨーロッパ系の両親のもと、カナダのブリティッシュ・コロンビア州ケロウナに生まれる。2001年、エミリー・カー美術大学卒業後、バンクーバーを拠点に映像制作会社「メディテーティング・バニー・スタジオ」を創立。作品は世界各国の何百もの映画祭で上映され、32の賞を受賞。2011年、ハーバード大学文化パイオニア賞受賞。現在、マルチエスニックな人々が骨髄ドナーを探す際の問題を描くドキュメンタリーMixed Matchを撮影中。
http://www.meditatingbunny.com/

■Shizu SALDAMANDO/シズ・サルダマンド
日系とメキシコ系の両親のもとに生まれ、サンフランシスコのミッション・ディストリクトで育つ。カリフォルニア芸術大学で美術学修士号を取得。スミソニアン・ナショナル・ポートレイト・ギャラリー(ワシントンD.C.)、L.A. フリーウェイズ・フェスティバル(ロサンゼルス)、メキシカン・ファイン アーツ・センター美術館(シカゴ)、エル・ムゼオ・デル・バリオ(ニューヨーク)等での数々の絵画や実験的メディアの展覧会など出品多数。現在はロサンゼルスを拠点に作家活動を行っている。
http://www.myspace.com/saldamando
http://www.npg.si.edu/exhibit/encounter/saldamando.html

■高田智美/Tomomi TAKATA
京都市立芸術大学大学院修士課程美術研究科修了。関西を拠点に活動。近年は旧赤線地域をテーマとし、写真を使った平面およびインスタレーション作品を発表している。2009年に個展「色褪せた問題」 をギャラリーAOAO(京都)にて開催。その他、CAVE「閨秀2.0 ~複数のベクトルあるいはキャットファイト」(京都/2011)、アートコートギャラリーArt Court Frontier 2012 #10(大阪/2012)などのグループ展に出品。2011年にYoung Artists Japan Vol.4にて審査員特別賞受賞。


【主催】
京都大学人文科学研究所
【ゲスト】
Shizu Saldamando(アーティスト/LA在住)
Jeff Chiba-Stearns(アニメーション・ドキュメンタリー作家/バンクーバー在住)
岡本光博(美術家/京都市在住)
高田智美(美術作家/京都市在住)

※以下よりチラシのPDFファイルをダウンロードいただけます。
Crossing Boundaries in Art アートフォーラム&企画展 境界を越えてみたら(10/13~15)



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